麻の葉模様

麻の葉模様

麻の葉模様

 

麻の葉模様とは、六角形が単独または連続している幾何学模様で、
その形が麻の葉に似ていることから「麻の葉模様」と呼ばれています。


麻の葉模様の歴史
麻の葉は平安時代頃に生まれました。また江戸時代には、当時活躍した歌舞伎役者の岩井半四郎が女形の役で「麻の葉模様」の衣装を着たことから、江戸時代には「麻の葉模様」が大流行し、女性を象徴する柄となっていきました。
浮世絵で描かれた女性の着物をよく見てみると、麻の葉模様を着ている姿も多く見受けられます。


麻の葉模様の意味
麻の葉模様をよくみると、魔よけの意味がある三角形「鱗文(うろこもん)」の集合模様にみえます。このことから麻の葉にも「魔除け」の意味が込められています。
また、麻は成長がとても速く、まっすぐに成長し生命力も強いため、「麻の葉模様」には子どもの健やかな成長の願いの意味も込められています。
そういった事から、安産祈願や成長祈願などによく用いられる模様になりました。

 

和ブックマーク「麻の葉」

  

和ブックマーク「麻の葉とんぼ」

 

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